思いやる心の養い方 2

前の記事では仕事の話ばかりでしたので、今度は友達との事を例にしてお話ししますね。

言葉を正しく使うことを意識すれば、人間関係で無駄なトラブルやイライラを避ける事が出来ると思います。

言葉って、足りないと誤解を生むし、多すぎると災いを招くものですよね。

言葉って、表現を間違えると全然違った意味になりますよね。

私には親友が少しだけおりまして、大学時代からたまに集まって話をするんですが、ちょっと嫌なこともありました。

よくあるタイプの人かも知れませんが、いわゆる何でも否定から入るタイプの人です。

ニュースで、駅に落ちていた財布を置き引きして捕まったおばちゃんの話をしていました。財布を落としたのは20代後半の会社員でした。

財布の中に6万円ほど入っており、財布自体も7万円するものでした。

私はそのニュースを友達にこのように話しました。

「中身もすごい大金入っているけど、財布もすごい高価だな。」

そうしたらその友達は

「いや7万の財布は別に普通でしょ。」

と言いました。

この返答どう思いますか?

金銭感覚は人それぞれですけど、それでも財布って数千円のものもあれば何十万とするものもありますよね。

普段から何十万もする財布を持ち歩く人からすればそりゃ7万なんて安いのかも知れませんけど。

けど論点はそこじゃないんです。

否定しないで、って思うんです。

返して欲しい言葉はそれじゃないって思うんです。

いや、第一声で返して欲しい言葉じゃないって。

なんかメンヘラのようですみません。

現金6万円と、7万する財布をなくしたんですよ。

これ自分にもし起こったら、落ち込むどころの話じゃないと思うんです。

だから

「うわー、これはショックだね。」

みたいに共感というか、落として盗まれて散々だったことにコメントして欲しいんですよ。

まあ財布もすごい高価だな、と財布の値段を強調したのがいけなかったのかも知れませんが。

でも中身の6万より高い財布ですよ?

この論争はお互いの価値観の違いなんですかね。

高い安いという価値観ではなくて。

財布を落としたというショッキングな出来事を、自分に置き換えて同情するような気持ちで、このニュースのことを発言した私。

かたやそのニュースに興味もなく他人事であるから、その出来事自体より、財布の価値に対して返答をした友人。

ここの価値観の違いなんですかね。

高価な財布だな、と言っているわけですから、そうだよね、と返したらいいと思うんです。

まあ50万の財布じゃなかったからまだマシだけど、それでもショックだよね。

と返してくれてもいいと思うんです。

でもいやいや7万なんて普通でしょ、って返すのはどうかと思うんです。

人間は否定されたらいい気持ちしないと思います。

そういうことを少しでも考えてくれたらなと思うんですが、これってめんどくさいですかね。

私が間違っているとも思えてきました。

でも人間関係ってこういう些細なことからだめになることもありますよね。

めんどくさいようでも、相手を思いやった発言や行動をすることって大切だと思います。

人間は誰しも共感を求める生き物だと、私は思いますが違うのでしょうか。

表現の自由も公共の福祉によって制限がかかりますよね、憲法的に言うと。

コミュニケーションも自由ですが、害をもたらさないように各々が規制をかけることが必要ではないでしょうか。

大切な人間関係を良好に維持していくために、少しだけでいいから予測して行くことが重要だと私は思っています。

すみません、またこのテーマはきちんとまとめてお伝えします。

次回は地元愛についてお話しします。

読んで頂きありがとうございます。

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