思いやる心の養い方

これは簡単です。

ずばり ”予測” です。

自身の起こす全ての行動に、予測することを付け足してやるだけなんです。

例えば自分が内勤の社員だとして、外回り中の社員に業務連絡するとき、メールで済むような内容をわざわざ電話で伝えていませんか。

まあケースバイケースだとは思うんです。

重要で急ぐ業務連絡ならそれは電話する必要があると思います。

返答がすぐ欲しい連絡もあると思います。

ただ、そうじゃない時に電話する必要はないじゃないですか。

そりゃ文字打つのは時間かかるし事務員さんも忙しいですから分かります。

事実忙しくて文字打つ時間がなければ仕方ないと思います。

でもそういうことまで考えずにすぐ電話する人、多いんですよね。

電話だと言った言わないになるリスクもあります。

メールだと確実だと思うんですけどね。

まあここで言いたいのは、外回り中は取引先やお客さんの対応などで電話に出られないことも多いですよね。

それを少しでも考慮して、伝え方を工夫してくれないかな、とも思うわけです。

これは私が営業マンだからそういう偏った意見になってしまう事も勿論あって、共感頂けないかも知れませんが。

ですが無駄な電話も明らかにあるわけですよ。

それでいて、無駄な電話をする人って大体限定されているんですよね。

その人たちには、あまりにも頻回にそうするもんだから指摘したんですけど、まあ分かってくださらないんです。

電話の必要性を少しだけでも考えてくれたらいいんですが、微塵も考えない人居るんですよね。

私はそういう人に対して怒っていて、メールか電話かを全問正解で選択しろとは思っていません。

自分の仕事(事務員さんの事務処理上、営業マンの返答が必要な事務処理)を優先するあまり、他者の気持ちを考えない人が嫌いなんです。

「12時までに処理しないといけないので、電話に出てください。」

というメールを、電話に出なかった後すぐに送ってくるんですよ。

いやいやそれなら電話後にメールで用件を打てば?と思うわけです。出られるなら出てますから。

ちょっと会社での例が多くて申し訳ないですが。

同僚と話をしていたとき、とある人がその話に割り込んで自分の事務処理に必要な情報を聞き出そうとしてきたのです。

え?今こっちで大事な話していたんですけど、、、

しかもあなたにとっては私も話していた同僚も先輩ですが。

話している人たちの間に入るときって、少しは遠慮しませんかね普通。

いや勿論緊急なこともあると思いますよ。

でも全くそうではなかった。

「すみませんお話し中の所、、、」

的な事もなく、ズカズカいきなり本題。

指摘する気も起きませんでしたね。

この人って、予測する力が全くないなと思います。

今は商談中だろうから電話はよそう。今は込み入った話をしているようだから話しかけるのよそう。

って普通思いませんかね。

これは自分の仕事を優先するあまり、他人の事を考えずにしてしまう行動なんですよね。

思いやる時って、相手の立場に立って物事を考えますよね。

今そんなことで電話してくるなよ、今そんなことで話しかけてくるなよって。

まあそんなことじゃないって思っているから行動してくるんでしょうけど。

自分の行動一つ一つを客観視出来ていないのが原因だと思うんです。

このくらいの用件ならメールで伝えよう。

この用件ならあの人たちの話が終わったらでいいな。

相手の立場に立って、自分のしようとする行動がどういう影響を及ぼすのか、それを少しでもいいから考えて欲しい。

そんな難しいことではないと思います。大げさな事を言っているわけでもなく。

予測するってそんな難しい話じゃないはずです。

思いやる心って、相手の立場や気持ちを理解してこそ生まれる訳で、自分の行動がどんな影響を及ぼすのか予測する癖をつけることで育っていくと思うんです。

長くなるので続きは次の記事でお話しします。

読んで頂きありがとうございます。

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